□1/1スコープドッグ その14 完成
2023
□1/1スコープドッグ その14 完成
2023

 

春真っただ中のころ

 

やっとこさ、部品もそろう。

当初はそんな時間もかからんだろうと思っていたものの、結局作り始めてから一年以上。

骨折するし取材は毎週のように来るし、本も出版するし。

当初に全く想定しなかった楽しい出来事との全力並走だった。

ほんとになにがなんやら。

実際のところは一ヶ月単位でまるで手をつけていなかったときもあるから、実質は半年ちょいくらいの作業量だと思っている。

週7の一日12時間労働くらいで。

 

そんなこんなで組上げてみた。

 

シンプルに立ちポーズ。

 

いつもは危ないので首のあたりを後ろの鉄骨に縛りつけるのだけれども、このときはフリー。

上半身を押すとユラ~と揺れるので、無茶苦茶恐い。

関節ガチガチに溶接すればいいんだけれど、それじゃ面白くないもんね。

 

後ろ姿。

 

実は、前面よりもかっこいいと思ってる。

 

降着もさせてみる。

 

人と写ってるとなんだかリアル。

 

後ろ。

 

ハッチも開くよ。

 

横からもなかなかかっこいい。

 

実は。

降着ポーズと簡単に言っても、現実には一日かけて組み直しって感じ。

疲れるからあんまりやらない。

 

割とお気に入りショット。

 

うえから見るとこんな感じ。

 

左手のアップ。

 

先にも書いたけれど、なんだかんだと早一年。

出来ると初めから思っていたので、物凄い感慨深い訳ではないけれど、それでも出来た~という気持ちはある。

実際のところは、個展準備とか色々あったので”完成”とか”終わり”という気分に浸る事なく、次に気が移ってしまったけど。

作った直後のこのロボへの思いは本に沢山書いて満足しちゃったし、インタビューも沢山受けた。

なので、ここは一旦落ち着いた事後の事として思い返してみようかなって感じ。

 

単純に面白かった。

コンコン鉄板を叩くのも面白いし、溶接も面白い。

寒い夜に凍えながらの作業も、真夏の作業も意外と楽しい。

 

結局、終ってみれば全部楽しい。作っている時には色々と考えていたし、悩む事もあったと思うけど、なんだか全部忘れちゃった。

そんな感じ。

 

まぁ、とりあえず。

 

なんでも作るよ。

 

 

おわり。

Nandemo-Tsukuruyo Inc.


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