寒さも和らいだ冬の終わりのころ
この当たりから、個展の準備や出版の準備などなど、過密スケジュールに。
自分でもなにをやっているのかが良く分からなくなっていた。
やらなきゃいけない事を思い出す。
とりあえずは、、
胸のハッチのあたりとヒザが無い。
大体、最後まで残るところってのは面倒だな、、と思うから残ってるわけで。
最後になるにつれて、飽きても来るから本当に面倒くさい。
自分のデザインのものだと、なくてもいいか、、と思い始めるタイミング。
今回はそうも行かないのでツライところ。
とりあえずヒザに手をつける。
テキトーに鉄板を切り出してゲージを組む。
これに鉄板を張っていき曲面を作る。
完全な球と違い、曲がりの検討をするのに時間がかかるのでこの方法をチョイス。
二つあるし。
こういう曲面のものも一枚の鉄板から作る人とか、世の中には居る。
自分は職人ではないので、一番楽チンで楽しい作り方が好き。
出来上がり。
こういう作り方は無駄に重くなる。
ゲージとかもそのまま中に入っているから。
とはいえ、すでに本体は2トン近く。
数キロ増えようがもう知ったこっちゃ無い。
お次はハッチの残りの部分。
ここは作業上、頻繁に中に入る事を考え最後までやらなかった。
自分の中でなんかあって閉じ込められるのは最悪のシナリオだったし。
そして、これがまためんどう。
細い角材で作ったフレームに曲げた鉄板を溶接していく。
真っ直ぐだろうとRがついていようと、部分的に熱をかけると歪む。
この場合は赤矢印の方向に曲がっていくので、そのつどハッチごと外して裏から叩いて補正する。
ここら辺になるとハッチ自体の重量も大きさもあるので一人での作業は結構つらい。
片手で押さえて、片手で叩く。
こんな簡単な事がすんなり出来ないというのは単純に疲れる。
ここの手すりも作るの忘れてた。
ここいら辺は、デザインの妙で鉄で作るのが楽しくなる感じ。
なんか戦車つくりてぇ、、とムラムラしたのを覚えている。
ディテールも入れる。
こういう作業はどんどんイメージが変っていくからやりがいがある。
作った分だけかっこよくなるのはいいね。
背中につくヤツとか。
未だにこれがなんなのかは知らない。
腰の装甲板。
かかとの装甲版も
足に装着したら、かなりカッコいいじゃないか。
出来た装甲を装着していくのは、整備をしているような感じもあって、かなりの面白体験。
こういう感覚を知ると、カスタムパーツとか色々作りたくなるが、タイムリミット近し。
とりあえず、全部の部品がそろった気がする。
□クラウチング鉛筆
2023
□1/1スコープドッグ
2023
ギョーザ
2019 -Ajinomoto-
やみつく
2019 -Wakayama City-
10倍ズーム
2019 - OPPO JAPAN
将棋風スイッチ
2019
モトランマー(地面ならし機)
2019
先輩風壱号
2018 - YOHO Brewing
デリバリーハイテンション
2018 - HECATE
クラタス
2012-
クラタスキャノン
2015
アンティークPC
Hall of Fame
タンポポキャノン
2018
エコホース
2017
チンクタンク
Hall of Fame
エクスカリバー背筋力計
2018
大きい物も、小さい物も、硬い物も、柔らかい物も、
動く物も、動かない物も、いる物も、いらない物も、
なんでもつくるよ。
Big, Small, Hard, Soft, Strong, Fragile,
Dynamic, Static, Useful, Useless.
We will make everything.