□1/1スコープドッグ その9 足 
2023
□1/1スコープドッグ その9 足 
2023

 

夏ど真ん中のころ。

 

最近の夏はほんとに暑い、暑いと作業の進みも遅い。

こればっかりはしょうがない。

胸の脇のダクト?

気づけばこれもまだ一個しか作っていない。

 

足を作り始めるが、パーツがでかい。

 

一個だけ作ると後で面倒になるので左右同時に作る。

が、同時に作ったときに限って、修正が必要になることも多くて直す作業も左右分。

今回も結局そうなった。

 

こういうときにかぎってというか、そういうものらしい。

一時期、山手線の内回りと外回りが良く分からず(今も理解できていないが)異常な確立で反対回りに乗ってしまうということがあった。

これが100%に近く間違うというか勘が外れるので、こんどこそはと自分の勘に裏をかいて逆に乗ってみた。

それでもやっぱり反対回りだった。

人生はいつもこんな感じで進むものだと知っている。

 

大体、2枚以上同じものを切り出す場合は型紙(ベニア)を切り出して直接ゲージに使う。

費用はかさむが、圧倒的に早い。

 

関節の構造を考える。

基本的に最初は最低限の物を作って後々に補強を入れる形にしている。

最終的に見えてしまう部分はそれっぽく作りたいし、補強や構造は作る時間よりも悩む時間の方い

 

太もも。

なかなかの曲者。

 

こんなボルト穴を作る場合、、、

 

先にボルト穴部分を作ってから鉄板を貼っていく。

 

こんな感じ。 こういう細かいの大嫌い。

 

股関節、ここはかなり丈夫。 かなりの重量OK。

ちょっと組んでみた。 ここで、すねを直すことを決意。 このままじゃかっこ悪い。

 

あえて、ここは直線でいいと思っていたのだけれど・・・かっこ悪かった。

左右共に末広がりにしておけばよかった、というわけで・・・

すねの白いラインの部分の幅を詰めたい。

反対側も。

一組そろってるおかげで4つも直す。

 

だからいっぺんに作るのは嫌だったんだ。

 

切る。

 

切ってしまえば直すしかないので吹っ切れる。

悩むよりもやっちまえばなんとかなることも多いし、取り返しの付かない事も多い。

どちらにせよ、やらないよりもやった方が楽しい事が多い。

 

切った。

 

ちゃんと直した。

あと3つか。

 

モモの辺りの雰囲気はイケてると思う。

この月、とある一行が来ることに。

 

なななんと、スコープドッグのデザインをされた大河原さんがいらっしゃった。

この日は、HJ誌の取材を兼ねて、サンライズの皆様、ボトムズ関係の皆さまという、ボトムズチームがやってきた。

ここはどうなってんじゃい?って所を伺ういいチャンスでもあり、彼らがこんなもんボトムズじゃねぇよ、って言われればその通りという、それなりにジャッジメントデーだった。

おおむね評判は良かったように思う。

 

ロボは好きだが、実はあんまりロボアニメ見た事ない自分であったが・・・

大河原さんを目の前にしてやはり、緊張してしまった。

子供の頃は彼のデザインのロボットのプラモデル作って育ってきたわけで。

なんか、オーラが出てたし。

 

大河原さんがつぶやいた、”あ~こんな大きさかぁ、俺の設計はあっていたな・・・”という言葉がとても印象的だった。

なんだか不思議な感じというか、ものつくり冥利につきる一日だった。

 

 

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